デンマーク製 ワーナー社 シューメーカーチェア
15世紀のデザイン
Shoemaker Chairは15世紀ごろ、デンマークで農作業のためのスツールとして誕生しました。
3本脚は多少凹凸のある地面でもぐらつかず、作業がしやすいという実用的な理由からでした。
当時は半円形の板に脚を取り付けただけの簡単なスツールでしたが、17世紀になると木靴の生産が盛んになり、靴職人たちがそれまで農民が使っていたスツールを気持ちよく座れるように座面を削って自分にぴったりのスツールを作りました。
こうしてShoemaker Chairは誕生しました。
デンマーク伝統のスツール
Shoemaker Chairの座面は厚い無垢のブナ材から削り出されています。天然の木材でこれだけ厚い材料を使うと、節があるものや、ひび割れたものが混ざることがあります。また、材料の加工や乾燥によっても縮みやひび割れがおこることもあります。
使われる材料は1個ずつ職人たちの目と手によって検査され、強度に影響のないとこを確認してから削り出されます。
Shoemaker Chairの特徴的な座面は機械で大まかに削りだされます。そして、一個ずつ職人の手によって仕上げられ、無垢材特有の一つ一つ違った美しい木目が現れます。3本の脚の間にはT字に貫が入ることにより頑丈な作りになり、使うときの足置きにもなります。シンプルで無駄がなく、デンマークの伝統が息づく洗練されたデザインです。
- 価格
- ¥36,900(税込)